こころの筋トレ「境界線」

2017年04月26日


『きらいな人はきらいでいい』

私はその人がとてもきらいでした。
対話することも、一緒の場にいることすら苦手でした。
私はその人のことをいろいろと分析し、何が良くないのか、何をわかっていないのか周りを納得させようとしたり、そのうち、私が悪いのかもしれないと思うようになり、そして時間がたつと、やっぱり許せないと思いはじめ、許せない自分が悲しくなり、しまいには出会った運命をも呪うほどになりました。そんなぐるぐる思考が続けているうち、ついには胃潰瘍になりました。

そんなある日、研修で、
「あなたはどんな人が好きですか?」という質問をされました。

はじめはなかなか素直な言葉になりませんでした。
要するに「なになにしない人」とか、「なになにでない人」といったような、「嫌いな人ではない人」表現になっていました。
面白いですね。

そのうち、言葉は素直になって、

やさしいひと、うつくしいひと、
おだやかで知的なひと、
礼節を知り、上品なひと、
学びつづけているひと、
じぶんできめた人生をのびやかに生きているひと・・・という表現になりました。

きらいな人で一杯だった心が、これらの言葉で満たされた時、きらいな人は境界線の向こう側に行ってしまいました。

かぎりある人生、
こころを嫌いな人につかうより、好きな人やあこがれで一杯にしたい。
こころが傷つくことから守るのは、自分の意思が一番の武器です。

境界線を引いて、自分を傷つける人から意識的に自分を守りましょう。場合によっては、言葉で別れを告げましょう。そして、たくさんの好きやしあわせで心が満ちるよう、境界線をどんどん広げていくことを意識しましょう。境界線の向こう側が、どんどん遠ざかりますように。















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Posted by 内木場三保 at 12:43│Comments(0)こころ塾
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