【input】内田樹先生の授業

2017年06月12日

神戸女学院大学で、内田樹先生の「身体と知性」という公開授業を受けました。



神戸女学院の自然豊かなキャンパスにある校舎群は、W.M.ヴォーリズ氏の設計で、国の重要文化財に指定されています。 光や風の流れ、動線が穏やかで、キャンパスを巡りながら羨ましく思いました。

「学び舎が人をつくる」とは、かのヴォーリズ氏の言葉。
素敵な校舎の階段教室で、授業を受けることも、大変光栄な体験でした。




日本文学振興会(芥川賞・直木賞等の選考・表彰を行う機関)が主催の公開授業ですが、抽選です。当たった時は喜びました。

テーマは「身体と知性」
事前課題は、「街場の文体論」(内田樹著)、「孔子伝」(白川静著)の2冊を読破すること。

私の参加の目的は、①生の内田先生のお話を聴くこと ②人文科学の学びを深めること ③アクティブラーニングな教授法を体験すること の三点です。 内田先生の場合、既にファンなので、受講前からアクティブラーナーな私であるわけですが、学習する時の至福感を得たのは本当にひさしぶりなことでした。

板書もされず、一方向に先生がひたすら語る授業なのですが、事前課題で読んだ本の言語が様々に色づいて浮遊し、一方で思考は深い深い淵への誘われ、そこに光を見出す感覚。 先生の身体の動かし方、声の抑揚、村上春樹や白川静を語る時のなんだかとっても嬉しそうな感じ・・・ チャーミングで、たびたび笑いもこみあげて、あっという間に90分が経ち、終わるころにはおなかがぐうぐう音をたてていました。

知性の計り知れない深さ、その宇宙のような知性を一人一人がもっていること。
知らないことを思い出すような感覚、自分の身体の内側をモニターすることの意味、今おこっていることの必然性、、、知性とは何かについてこんなに思考した時間は久しくありませんでした。

実は、授業の前に廊下で、内田先生とすれ違いました。 
想像よりはるかに若く、纏う気がりんとされていて緊張しましたが、おそらく、授業されてるときもそうですが、ひたすら前を見ておられるようで、先生の動体視力と視野領域は、はんぱないのではとちょっと恐れました。 内田先生は武道家でもありますからね。

贅沢な学びのひとときでした。












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Posted by 内木場三保 at 09:34│Comments(0)研修
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