こころ塾10周年その1 「初心」

2017年09月10日



今年で、毎月第三水曜日に開催してきた「こころ塾」は10周年を迎えました。

なんで「こころ塾」をはじめたかというと、私と同じ思いをしている人の役に立ちたいと思ったからです。

私は営業時代、一人で一軒一軒旅館ホテルを飛び込み営業して、福岡、長崎、熊本、鹿児島、宮崎、大分、佐賀、山口と、年間5万キロ運転しました。当時、ISIZEという名前だった「じゃらんnet」を普及させるための営業でした。最初の3年くらいは一人でした。

当時、インターネットで宿泊予約を受け付けていたのは、楽天トラベルを導入したビジネスホテルくらいで、リゾートホテルやシティホテル、旅館などは、電話かファックスで予約受付していたんですね。主には旅行会社による団体さんでしたし。

そこへ、見知らぬ女性がやってきて、「ネットで予約とりませんか」と言うのだから、興味を持って時間をつくってくださる宿泊施設は半分も無かったかもしれません。それでも、ずっと旅しながら、一軒一軒、周り続けました。手元のリストは800社超えていましたが、女一人なのに転々と全ての宿泊施設に泊まる勢いで宿泊しながら、何度も何度も訪問したので、だんだんと話を聴いてくれるお客様も増え、順調に導入されていきました。

そんな中、話し相手になってくださるのは経営者か、管理職の方で、新しい集客のツールを導入するにあたり、話題はインターネットだけでなく、人材育成やマネジメント、他者のみならず自分自身の心の整え方に至るまで多岐に渡りました。

私はしっかりお客様の話を聴けているだろうか。
私の返答は的外れではないだろうか。
もっと役に立つ話ができるには、何が必要なんだろうか。
とすごく真面目に考えていました。 

それから、自分のチームができた時、チームメンバーの育成やマネジメントをする機会が増えてきたときも、同じことを一生懸命真面目に考えていました。更には、
リーダーシップってなんだろう。
人を育てるってどういうことだろう。
会社によって組織ってどうしてこう違うんだろう。
最高の組織には、何があるんだろう。
私は私らしく生きているだろうか・・・・ 

ですからそのために、一旦は心理学を学ぼうと思いましたが、 しかし私に必要なのはコミュニケーション力だと思いました。 そして、興味を持ったのが「コーチング」という対話のスキルでした。2003年のことでした。 NHKのクローズアップ現代で知ったのですが、当時、コーチングを知っている人はとても少なかったです。

それから3年間、今のコーチAという会社で学び、2006年に民間の資格試験に合格しました。 コーチングというコミュニケーションを学ぶことで、自分の心を整えることも自分との対話の質をあげることだと教えて頂いたことは、特に貴重な学びでした。 また、学びをアウトプットする場を創造したことで、私が力になりたいのは、心の病の治療が必要な人ではなく、自分がそうしてきたように、悩みながらも一生懸命働いて、走り続けている人たちだという認識も明確になりました。

昨年、10年目にして資格の更新をやめました。 
もう「コーチング」だけでは足りない時代になっています。というか、それを何に使うのかが重要です。私は、組織改革、人材育成、キャリアデザインなどの仕事に活用しています。学びは自分の知識を増やせただけでなく、実践を通して、自分の心を整え、他者の力になる仕事につながりました。

コミュニケーションは「わかっていてもできない」のが課題です。
わかっていると言いつつ、できてない人も多いですね。 私もそうならないよう、毎月アウトプットし、知識を確認し、行動する場として「こころ塾」を続けました。毎月開催して、10年続いたことを、我ながらよく頑張ったと思います。




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Posted by 内木場三保 at 13:11│Comments(0)こころ塾
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